メビック扇町「デザインスーパー」スーパーな5人による連続レクチャーをプロデュース

2009.08.26水から09.24木まで、ほぼ1週間おきに連続レクチャーを開催。講師は、グラフィックデザイナー松下計さん、北川一成さん、プロダクトデザインの植松豊行さん、パッケージデザイナー荒木志華乃さん、アートディレクター長友啓典さんの5人。
「コミュニケーションデザインの領域が広がり、デザインに求められる役割が大きく変化しています。How ToからKnowledgeへ。スーパーな講師の視点を皆さんに投げかけることで、デザインの価値と本質の発見を試みます。コーディネイト:杉崎真之助」チラシコピーから。「レクチャーの進行を手伝う中で、一番楽しめたのは私自身かもしれない」杉崎談。
扇町インキュベーションプラザ メビック扇町
電話 06-6316-8780(平日10:00ー21:30)ファクス 06-6316-8781

 

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台湾の2大学で講演活動を実施

杉崎真之助が亜洲大学と雲林科技大学に招かれて講演会や討論会を行いました。

NYTDC台湾展とコミュニケーションデザイン国際討論会に参加
2009.04.30木 台中の亜洲大学、創意設計学院で「文字とイメージ」をテーマに講演。約200人の学生が熱心に参加。杉崎真之助(大阪)、李根在(台湾・NY)、區徳誠 (香港)、司会は陳俊宏・創意設計学院教授・院長。私立亜洲大学は台中に1990年創設された総合大学。学生数は1350人。同時にNYTDC台湾展が開催された。

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台湾雲林科技大学の授業に参加
2009.05.01金 雲林科技大学で一回生を中心に約50人に約1時間レクチャーと質疑応答を楽しんだ。国立雲林科技大学は1991年設立、教員300人、工学・経営・設計の学部と大学院を持ち、学生数一万人弱の国立大学。キャンパスが美しい。担当の曾啟雄教授は日本の神戸芸工大で杉浦康平氏に師事。顧理(主任副教授兼系主任)はニューヨークでデザインビジネスを経験。台湾でも教育研究の現場では日本、欧州、北米の実務経験者が求められている。

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台北のデザイン事務所「UP Create台北」を訪問
2009.05.02土 パッケージを中心とする台北のデザイン事務所「UP Create台北」を訪れた。王炳南(所長)は電通台北出身。上海にも事務所を持ち東アジアで幅広くビジネスを展開。真之助事務所事務所・王怡琴の高校時代のアルバイト先でもある。

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中国・新富裕層のためのベッドブランド「Artmo」

香港の代表的アートディレクターであるトミー・リー氏とコラボレーション。5つのテーマでベッドマットのテキスタイルデザインを3年がかりで開発しました。ひとつのブランドを構築するプロセスを体験し、中国企業のトップのこだわりと粘り強さに感動しました。

循環プロジェクト公演「にあいこーるのじじょう」

ダンス・音楽・美術の3人のアーティストがナビゲーターとなり、障がいのある人とともに制作したパフォーマンス。昨年の大阪、東京公演に続き、進化しながら2会場で開催されます。杉崎真之助が告知デザインを担当。イラストレーター阿部真理子さんに心と体の根源をテーマとしたイラストを描いていただきました。


世田谷美術館 パフォーマンス・シリーズ トランス/エントランス vol. 8
22009.05.28木 19:00開場 19:30開演
世田谷美術館
桜美林大学 プラネット淵野辺キャンパス プルヌスホール
2009.05.30土・31日
プルヌスホール

シンポジウム「奈良のデザインを語る」に参加

奈良の新しいデザイン資源を探るプロジェクト「Nara 1300 Design Book」のシンポジウムが奈良国立博物館講堂で開催。奈良県出身のグラフィックデザイナーである杉崎真之助がパネリストとして参加しました。

「Lovibe」にロゴを提供

なぞの愛の運動「Lovibe」にロゴを提供
現在キーホルダーなどに展開されているという噂です。

真善美 杉崎真之助X高橋善丸 出版記念パーティ

ハンブルク美術工芸博物館での展覧会を機に出版した作品集。
報告のトークをまじえてパーティを開催。来場200人、300部を記録しました。
展覧会は現在期間を延長して開催中です。
2008.02.15金 18:30トーク、19:30パーティ
会場:カフェモード 大阪市西区南堀江1-14-26 Tel. 06-6536-4788
会費:会費5,000円 作品集1冊を進呈
申込、問合せ grafik@shinn.co.jp
ハンブルク美術工芸博物館

作品集「印象の構造 杉崎真之助のグラフィックデザイン」
購入はMCCMクリエーション(英語)、またはエースブック(日本語)まで 注文書PDF

インテックス大阪「JP2007」デザインセミナー

2007.05.26土 13:00ー14:00 
インテックス大阪5号館 特設会場 入場無料
JP20007のDayセミナーで、杉崎真之助がグラフィックデザインの感性「紙・デザイン・印刷」をテーマに、スライドを交えてレクチャーを行います。
講師:杉崎真之助 問合せ:JP産業展協会事務局 06-6311-0281

All Men Are Brothers Published by Hesign International

Editor: Why did you choose graphic design as your profession?
Shinnoske: When I was five or so I used to see dots on the printed papers. I enjoyed its feeling and scent. That experience may have an effect on me to be a designer.

Editor: How is graphic design present in your life?
Shinnoske: Almost all of my life.

Editor: Where does your design inspiration come from?
Shinnoske: Each problem that provided by each client.

Editor: How many years of graphic training have you received? Do you think the academic education about graphic design is important for designer?
Shinnoske: Basically, I have four years graphic training in at the Osaka University of Art. My design ability, however, comes from everything that I have experienced in my life. It is important that knowledge of design among its all history. Typography is basis of graphic design. The most important thing is that, to have an imagination to someone who you try to give a message to.

Editor: Does your own cultural background account for the main influence in your design?
Shinnoske: I do not try to make a regional style and not have consciousness where I live. On the other hand, I influenced unconsciously by letters and characters I use and language I speak and also the city I live in.

Editor: Does literature, theater, music or any other subject contribute to your work?
Shinnoske: Everything I see, I feel, I hear, I eat.

Editor: Who would you name as the greatest master of graphic design?
Shinnoske: Each is the greatest master for me who gives me inspirations.

Editor: Besides design, what other hobbies do you have?
Shinnoske: I think I'm a good blues guitarist!

Mebic扇町でセミナー「クリエイティブクラスターセミナー 先輩に聞こう!」

デザインでビジネスをしていくということ 杉崎真之助
2006.09.12火 19:30ー21:30 扇町インキュベーションプラザ メビック扇町
大阪市北区南扇町6-28 水道局扇町庁舎2F
電話 06-6316-8780 Eメール info@mebic.com
これからのクリエイター・デザイナーを対象に、制作力、経営力、市場対応能力を高め、基本的知識の修得と参加者間のネットワークづくりを目的としたセミナー。杉崎真之助が講師の一人として参画し、デザインとビジネスについて語ります。

DAS 50周年「記念式典シンポジウム・パーティ」

2006.09.09土 記念シンポジウム 15:30ー17:30
第1部 基調講演 鷲田清一 大阪大学 副学長
パネルディスカッション コーディネイター 巽 正和
パネラー 飯田吉秋 能口仁宏 杉崎真之助 見寺貞子
第2部 パーティとコンサート 18:00ー19:30 お食事にワイン、そして音楽と映像のライブ
毎日新聞オーバルホール 大阪市北区梅田3−4−5 参加費2000円
お問合せ DAS(総合デザイナー協会) 電話 06-6346-8695 Eメール das@das.or.jp
テーマ「守・破・離次代を拓く」をもとに、デザインのこれからを考えるシンポジウムを開催。パネルディスカッションに杉崎真之助が参加します。

 

大阪弁のグローバルデザイン

大阪人 11月号
文 杉崎真之助

先日あるパーティの席で、なぜ東京ではなく大阪で仕事をしているのですか、と聞かれました。同じような質問をされることがたまにあります。聞くのはどういうわけか大阪の人です。デザインは経済や情報と結びついた現実的な仕事なので、いわば都市型のビジネスです。だったら大阪がいいじゃないですか、と心の中で答えます。

もちろん大阪でいいのです。しかし、デザインをしていく上で大阪や関西といった地域性を表現に出そうと考えたことはありません。逆に、できるだけ個性やローカルなバイアスをかけないように心がけています。安易に大阪弁でコピーを書くとかは大きらいです。なぜなら、デザインで伝える相手は日本語がわかる人全員なのですから。

アイデアを考える会議やプレゼンテーションで説明をするときにも、標準語を使います。デザインはある種の計算であり、設計ですから、理屈と文脈が大切です。当然使うのは論理的に磨かれてきた歴史をもつ標準語になります。
 
では、頭の中でコンセプトを考えている時はどうなのでしょう。与えられた条件や情報を読み込んだり、方向性を検討するのはやはり標準語です。
 
ところが、デザインの答えを導き出すのは理屈や言葉ではなく、いわば言葉にできない直感や霊感です。なぜかというと、言葉や論理を意識して標準語でやっていると、私の頭の中でスピードが追いつきません。「こういう理由でこの形態が適切であります」では、新鮮でクリアなアイデアがどこかに消えてしまうのです。

頭の中のヒミツをひとつばらすと、こうです。非言語の直感や霊感と日常的な言語をつないでくれているのが、実は大阪弁なのです。アイデアに対して「これでええやん」「ちゃうちゃう」「なんでやねん」などと大阪弁の突っ込みが入っているようです。右脳と左脳の漫才でしょうか。

私は人口3万人あまりの山に囲まれた盆地、奈良県五條市で生まれました。小さい頃、よく大阪に遊びに連れていってもらいました。田舎から一時間半かけて、天王寺駅や高(ハシゴ高)島屋のある難波駅に着くのです。ホームを出ると子供の敏感な鼻で車の排気ガスの匂いを胸いっぱいに吸いました。それは都会の匂いでした。トロリーバス、アドバルーン、デパートの食堂のプリン。大都会、つまり私にとっては大阪への憧れがその頃しっかりと形づくられたのです。

大学では大阪から滋賀、京都、神戸、広島あたりまでの学生が多かったこともあり、ミックスされた「関西系なまり」が自分の中で定着しました。ことさら大阪弁を使えるようになろうとは思いませんが、関西アクセント系日本語が私にとってはしっくりきます。
私は大阪で仕事をしているというよりも、大阪弁で仕事をしているのです。           
 

「大阪府デザイン・オープン・カレッジ5月開講コース」で杉崎真之助のセミナー

デザイン発想−グラフィックデザイン編
2006.05.18木 グラフィックデザインのおわり、そして、はじまり
2006.Merit05.25木 ミュニケーションデザインの原理
14:00〜17:00(2日間) 別途講師との交流会<5月25日>を予定しています。
会場:マイドームおおさか 定員:30名 受講料:6,000円(2日間)

事例と体験を通してコミュニケーションツールとしてのデザインの本質をさぐるこころみ。

「キヤノン大判プリンターソリューションフェア2006」でセミナー

2006.05.12金 名古屋 講演時間16:00〜17:00
2006.05.16火 品川 講演時間15:00〜16:00
セミナーD ラージフォーマットでデザインするということ
ラージフォーマットにおける発想のあり方と方法論について。

講師:杉崎真之助 協賛:株式会社エムディエヌコーポレーション

シアターBRAVA! 5月オープン

演劇をはじめダンスやコンサートなど舞台芸術全般を対象とした劇場「シアター BRAVA!」がまもなOBPに誕生。こけら落とし公演は「ナイン THE MUSICAL」。ロゴなどのVIを杉崎真之助がデザインしました。
シアターBRAVA!

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Hung Lam TV

「エレメンチズム2」で杉崎真之助とコラボレートした香港デザイナー、ホン・ラムがこの春来日した時の活動を香港のTVクルーが密着取材。若手クリエイターたちの特集番組として、10月に香港でON AIRされました。

Elementism and Elementism 2

Xpress Magazine vol. 8, Hong Kong

Text by Shinnoske Sugisaki
Translated by Keiko Ueki

Origin

The first time I saw the works of Hung Lam in Osaka three years ago, I found that they were not mere superficial expression. Something philosophical or essential was inherent in them… This is the reason I wanted to know why he got interested in my works. A year later, he came to stay at my office for a couple of months.

I communicated with him in broken English during his stay. He doesn't speak Japanese and I don't pick up Cantonese. Failing to express our ideas, we used Kanji (Chinese characters) to cover for the lack of communication. Also, Kanji often became a topic of conversation. In the event I could say; the difficulties in verbal communication led our communication into something philosophical and essential.

Our interaction was very creative, which stimulated my imagination, and also so enjoyable that I sometimes lost sense of time. Its contents developed from my work to the difference and commonality of Osaka and Hong-Kong or Japan and China, up to Kanji, the histories and cultures. That's why it was so natural for him, and for me as well, to study Osaka or Japan through the work "Elementism".

Culture, language, generation

I think, we could establish an essential relationship beyond age or experience because there were differences in culture, background and language between us. We were free to draw our roads on a base map. The process of recognizing our difference and commonality itself became a diary and then "Elementism 2". He interacted not only with creators but also with people from various backgrounds and generations. Then, he discovered the culture and history of Osaka, not in a conceptual sense but on the spot.

"Element" of "Elementism " means a chemical element. This work does not show an analytical and conscious notion. In a way, what I offered is a plate which he heaped with fruits "Diary". Consequently, a journey named "Elementism " was accomplished by the publication of "Elementism 2".

Asian creativity

Design is a global language. Nevertheless, it does not prevent our being conscious of our home. The pioneers like Yoshio Hayakawa and Ikko Tanaka learned the very idea of "design" from the West, and assimilated it into their own cultures, histories and styles, then into themselves.

Needless to say, Kanji is one of the substantial sources that support the local identities of East Asia. I observe cosmopolitan and contemporary expressions of young creators in a quite positive way. However, at the same time, I expect innovative typographies applying the native letters and characters such as Kanji, Hangeul or Kana, from the rising generation.
         
 

サタデーナイトトーク#05 松田ゆうきが考えるデザイン〜アンドゥトロワ

第5回目は、グラフィックからインタラクティブメディア、タイプフェイスデザインまで天才的な才能を発揮。注目の美女クリエイター、松田ゆうきさんが登場。第一部「タイポグラフィ考」、第二部「WEBデザインとGデザイナーの在り方考」で、盛り上がりました。
2004.08.07土 9:00〜21:00 都住創センター
https://shinn.co.jp/dwp/superink/sat-n-talk/index.html

サタデーナイトトーク#04 「 KAZAAAP! 」カズ・オオモリの世界 〜ライブ制作公開

アメリカ/ミネアポリス、NYでの活動を経て帰国後、広告、出版、映像/アニメーションなど様々なステージで活躍するカズ・オオモリの作品、仕事を紹介いたします。ライブでメイキング現場公開!!
 秘蔵、輸入向けアニメの映像も公開予定。ライブの後はバータイムディスカッションを楽しみましょう。
2004.05.22土 19:00−21:00
https://shinn.co.jp/dwp/superink/sat-n-talk/index.html

香港のHung Lam氏とのコラボレーション「エレメンチズム2」 出版記念イベント

大阪を中心に活動する杉崎真之助と香港のグラフィックデザイナー Hung Lamが共同制作した「elementism2」の出版記念イベントを南堀江のcafe modeで開催します。4月20日[火]19時よりHung Lamをはじめ多彩なゲストを迎えてのトーク、パーティ、インスタレーション。どうぞ皆さまお誘い合わせのうえご参加ください。
2004.04.20火 cafe mode
参加費 4,000円 elementism2 + elementism mini book付き。
書籍の冊数に限りがございますので、先着150名様とさせていただきます。
トーク 19:00より
ホン・ラム グラフィックデザイナー
杉崎真之助 グラフィックデザイナー
辻邦浩 音響デザイナー
菅谷富夫 大阪市立近代美術館建設準備室 学芸員
植木啓子 サントリーミュージアム天保山 学芸員
パーティ 20:00より
ささやかですが、お飲物などをご用意いたしております。