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香港「妙法自然ポスター」ワークショップ

2011年の世界デザイン会議で開かれた「妙法自然ポスター展」の2012年香港展に向けて、香港九龍塘のInnoCentre(創新中心)で若手デザイナーのためのワークショップが開催されました。講師には呂敬人(中国)、陳俊良(台湾)、韓家英(中国)、杉崎真之助(日本)が招待され、5月26日の杉崎真之助のワークショップには、香港の主だったスタジオから若手デザイナー約30人が参加しました。

■レクチャー:
「単純と複雑」「仮名と漢字」「TYPOGRAPHY 音を消す 意味を消す 形を消す」そして「妙法自然ポスターのメイキング」について短いスライドによる講義。その後のワークショップのテーマとして自作のポスターから「真 誠 和 美 楽 雅」の6つの字を選んだ。

■ワークショップ:ステップ1「ひとつの漢字から100のキーワード連想」1時間個人ワーク
シャイな参加者が多く、質問ではこちらから指名したりしながらすすめた。CoDesignのEddy Yu氏とHung Lam氏が参加してくれていたので、彼らにもコメントを求め内容が深まった。日本語を理解するCoDesignのSimpson君の参加により、通訳できないデザインの専門的な部分が補えた。「100のキーワード連想」では100個以上が数人、最高128個の参加者がいた。平均は80項目ぐらい。全体に参加者の集中力、課題理解力が高いという印象をもった。

■ワークショップ:ステップ2「ひとつの漢字から地図を作る 言葉と意味の宇宙」2時間グループワーク
和、真、雅、楽 4つのグループに別れた。それぞれのグループがユニークな問題解決を提示した。「和」グループ、円筒構造で平面性を越える。「真」グループ、真と偽、表と裏、二面性を表現。「雅」グループ、文字の構造をキーワードの中に融合する。「楽」グループ、多様な意味を線と色彩で構成。

■ワークショップ:ステップ3「発表と議論」
ステップ2の後、全員で発表と講評と議論を行った。短時間のなかでの作業であったが、個人の発想の豊かさ、グループの協調と手作業による方法論の色々な工夫が記憶に残った。

2012 Ingenuity Follows Nature, Hong Kong